2.

おなかが痛い。

 

全部夢だったらいいのにな、とか

ずっとこの生活世界が続いていくならしんじゃってもいいかな~、とか

結構本気で思ってしまってこれは「陥り」だとわかっている。

 

実家にいるせいで中高生時代に聴いていた音楽を聴きだしてしまう懐古を発動させているのですが、

あの頃救われてきたamazarashiを聴いているとなんだかしっくりこなくて、

今のわたしのこの「陥り」は超個人的なものではなく社会と地続きだからだなと思った。

 

他を利用して満たされたいという気持ちがむくむく起こってくるけれども、

愛することの出来ない人間は愛されないよ~というのにそうだよねえと首肯でしかねえになっています。

あと密(蜜)です。

 

かわいくたのしくご機嫌に過ごしていきたいのになかなかできないし、

政府への不信感やいらだちをどこに向けたらいいのかわからないし、

バンクシーの新作は医療関係者への敬意100%で構成されているとは到底思えないのになんなのその読み、おまえだよマスコミ

とにかく怒っていておうち時間♪とかいって個人主義に世界を閉じたくない苦しい。

 

田舎のいいところは夜が澄んでいることで、

今夜も水分を含んだ夜の空気がうつくしくて気持ちよくて今日のわたしにとってはこれだけが希望で救いだった、と思ってしまった。

 

1.

ずっと怒っている。

文化の守られなさや政治や相互監視社会や教育や女性蔑視や無関心やその他さまざまに。

 

情報がわたしの意思とは関係なく体内に入り込んでくる。

氾濫と同時にわたしのからだは”停滞”していてブルーライトで脳がぐしゃぐしゃになっているのがわかる。

 

こころもからだもどこにも行けないから生活をだいじにしたい。

”ていねいな暮らし”の勝利。

怒り続けることに疲れてしまってニュースを見る時間を減らした。

日々の細部を愛すること・自分を守るために休むことと外界から目を背けることはちがっていてわたしはそうじゃない!と言い聞かせている。

 

いま私にできることはオンライン授業で出席と課題を積み上げて着実に単位を獲得することと、本を読むことと、家にいることだけでそれでしかない。

 

愛し合いたい。

だれとでもなく、ただ愛し合いたいというきもちだけがわたしの真ん中でごろんと横たわっている。

 

4月がこないままに5月が来る。